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この値段で「Windows Hello」対応!?Aliexpressの激安Webカメラがちゃんと使えるか試してみる

たった2,000円でWindows Hello導入。一度使うと手放せなくなる

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はじめに

Windows Helloの顔認証は一度使うと手放せない便利な機能だが、対応するWebカメラはまだ選択肢が少なく、高価なものが多いのが現状である。 今回は、Aliexpressで驚くほど安価なWindows Hello対応を謳うWebカメラを見つけたので、実際に購入し、その実力を試してみた。

購入した商品はこちら。

ja.aliexpress.com favicon

ja.aliexpress.com

開封と外観チェック

届いた製品の外観はこんな感じ。

接続ポートはUSB Type-Cで、本体背面に配置されている。

セットアップとドライバーインストール

PCに接続しただけでは、残念ながらすぐには動作しなかった。 ドライバーが必要なようである。商品説明ページやウェブ検索で探すこともできるが、最も確実なのは販売元に直接問い合わせることである。

Aliexpressの注文履歴から販売者に以下のように連絡した。
(日本語で「Windows Helloカメラのドライバーを送ってください」といった内容で問題なく通じた)

メッセージセンターからショップにチャットを送る。

すると、すぐにドライバーのダウンロードURLが送られてきた。 ドライバーをインストールし、PCを再起動したところ、デバイスマネージャーでカメラが問題なく認識されていることを確認できた。

Webカメラとしての画質

念のため、通常のWebカメラとしての画質も確認してみた。 正直なところ、画質は「可もなく不可もなく」といったレベルで、特筆すべき点はない。一般的なビデオ会議などには使えると思うが、高画質を期待する製品ではないだろう。 今回はWindows Helloの顔認証機能が主目的であり、Webカメラとして使用する予定はないため、この点は問題視していない。

Windows Hello 顔認証機能の検証

Windows Hello対応カメラに必要なもの

Windows Helloの顔認証機能を利用するためには、通常のWebカメラとは異なり、赤外線(IR)カメラ赤外線照射装置が搭載されている必要がある。

通常の可視光カメラでは、写真や動画などを使って他人になりすますことが比較的容易である。一方、赤外線カメラは顔の深度情報(凹凸)を捉え、より立体的に個人を識別するため、セキュリティが向上する。

顔認識時の動作

このカメラも、顔認証を行う際には赤外線LEDが赤く点滅する。これは赤外線カメラがアクティブになり、顔をスキャンしていることを示すものである。

Windows 11での設定と動作確認

Windows 11の設定メニューから「アカウント」>「サインインオプション」>「顔認識 (Windows Hello)」を選択し、画面の指示に従って顔を登録する。 登録後、実際にロック画面で顔認証を試したところ、スムーズに認識され、デスクトップへログインできることを確認した。

顔認識が有効になっていることを確認できた。

Windows Helloの利便性と活用シーン

Windows Helloの顔認証がなぜ便利なのか、具体的な利用シーンを交えて解説する。

まとめ

Aliexpressで購入したこの激安Webカメラは、Webカメラとしての画質は平凡だが、主目的であったWindows Helloの顔認証機能については問題なく動作した。 ドライバーの入手には一手間必要だったが、販売元のサポートも迅速で、無事にセットアップできた。

主なメリット・デメリットは以下の通りである。

メリット

デメリット

Windows Helloの快適さを手軽に体験したい方にとって、この製品は魅力的な選択肢の一つになるのではないだろうか。特に、デザインにこだわりがあり、シンプルな外観を求める方にはおすすめである。


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