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【レビュー】家でも外でも快適タイピング。高級キーボード「Happy Hacking Keyboard Professional 2 墨」購入しました。

ハッピーな打ち心地でレッツハッキング

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ハッピーな打ち心地でレッツハッキング。 数ある最高級キーボードの中でも異彩を放つ「Happy Hacking Keyboard」、通称「HHKB」。 その特殊な配列や打ち心地は、一度体験してしまうとこれ以外使えない体になってしまうという。そんな噂を耳にしたことはあったが、ボク自身一度も使用したことがなかった。 ブロガー界隈でもHHKBの愛用者は多いと聞く。いちブロガーとして、HHKBを触ったことがないのはいかがなものか。そう自分に言い聞かせ、試しにと購入してみた。 購入したのは「Happy Hacking Keyboard Professional2」。使い始めてまだ1週間も経っていないが、いろいろ衝撃を受けたので、HHKBをまだ触ったことがないという方に向けて簡単に紹介したい。

スペック

項目仕様
モデル英語配列モデル
適用機種USBポート搭載PC, Mac
接続ケーブル着脱式(ケーブル長1.8m)
キー仕様静電容量無接点方式、押下圧45g、4mmストローク、キーピッチ19.05mm
キー数US配列60キー
インターフェースUSB
サイズ294×110×40(mm)
質量530g
価格21,340円(税込)

Good

Bad

 

素晴らしい配列

HHKBの最大の特徴でもある、その特殊な配列。一般的なキーボードに比べ、キー数も少なく、最初は「つかいやすいの?」と心配になるが、これが驚くほど使いやすい。そもそもボク自身、ブラインドタッチも覚束ないのだが、HHKBは指をホームポジションからほとんど移動させずに入力ができるような配列になっているため、キーを見失うことがない。結果、タイピングの速度が大幅に高速化した。この配列に慣れると普通のキーボードに戻れなくなるという先人の言葉も、今なら理解できるような気がする。 今まさにHHKBを使って記事を執筆しているが、文章入力時の負担が大幅に軽減され、長文を入力していても指が疲れない。ブロガーやプログラマーなど、文字を打つ機会の多い方ほど効果を実感できるだろう。  

異次元の打ち心地

HHKBには、高級キーボードの入力方式としておなじみの「静電容量無接点方式」という方式のキースイッチが搭載されている。

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これにより、一般的なメンブレン方式のキースイッチとは比較にならない、軽快なキータッチを実現している。 ただ、ボクが以前使用していた「CMStorm Nova Touch TKL」も静電容量無接点方式であり、スイッチ自体も同じ東プレ製であるため、HHKBと大差ないだろうと思っていた。 しかし、実際に使ってみると、HHKBの方がキーの打ち心地が軽く、入力がスムーズだ。同じスイッチを使用しているのに、なぜここまで差異があるのか不明だが、期待以上の打ち心地にいい意味で裏切られた。  

無骨だが無駄のないデザイン

デザインは非常にシンプル。飾り気はまったくないが、ミニマルなデザインはボク個人としてはむしろ魅力に感じる。macbookproのキーボードの上に載せて使用(いわゆる尊師スタイルだ)しているが、そのシンプルな外観は、macbookとよく馴染む。   有線モデルということで、ケーブルがあることは気になるものの、別途購入したカールケーブルとL型プラグを使用することで、そこまで目立たない。   何より、バッテリーの残量を気にしなくていいというのは大きなメリットだ。 ちなみに、macbookのUSB-C端子にHHKBを接続するには、端子を変換する必要がある。ボクはこのアダプターとケーブルを別途購入し使用中。見た目もシンプルで主張が少なく気に入っている。  

 

一見高く感じる価格設定

一度使うとその価格に見合った魅力を実感できるだろうが、そのシンプルな見た目は他の安価なキーボードと大差ないように見える。最近は低価格でも高品質なキーボードが多数存在するため、一般層にHHKBの魅力が伝わりにくいと感じる。購入するまでのハードルが高く、良くも悪くもプロフェッショナル向けのキーボードという印象だ。  

未だにMini-B端子

正直これは早急に改善してほしいポイント。多くのスマートフォンやガジェットがMicro-USB端子を有している現在、HHKBはMini-B端子を搭載している。HHKB用に携行するケーブルが1つ増えてしまうのは非常に不便で、もしケーブルを忘れてしまったとき、周りの人から借りるというのは非常に困難だろう。早急にMicro-USBかUSB-Cを搭載したモデルを出してくれることを願っている。 ちなみに海外ではHHKBをUSB-C化するキットが販売されているらしい。

usb-type-c-hhkb  

まとめ

購入して1週間も経っていないが、HHKBの魅力の虜になってしまった。このまま壊れるまで使い続けようと思っているが、無線・有線両対応のモデルや、USB-Cを標準搭載したモデルの発売が待たれる。PFUさん、どうかお願いします。

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